誰もが知ってるオロナインが、膝の黒ずみにまで効く?!
女性なら誰もが関心がある美容のこと。ですが美容ケアってどうもお金がかかってしまうことが多く、気になる部分全てをケアするのはなかなか難しいですよね。美容ケアは世の中にたくさんありますが、セレブでもない一般人が実際に試せるのはごく一部です。
だからこそ、インターネット上には様々な「お手軽美容法」が紹介されています。はちみつや小麦粉など、食べ物で気軽に作ることのできるパックは有名ですよね。
さて、悩んでいる方が意外に多いこともあって、膝の黒ずみを解決してくれる「お手軽美容法」もたくさんあります。例えば手軽に入手できる重曹やレモンを使用した黒ずみのケア方法などは比較的ポピュラーとなっており、ご存じの方も多いのではないでしょうか。他にも一風変わったケア方法なども目にすることができますが、中には市販の商品を使ってケアする方法も目に留まります。
その一つとしてオロナインが膝の黒ずみにとって効果的とされていますが、オロナインと言えば知らない方のほうが少ないほどのメジャーなケア用品です。ごく一般的なオロナインの使い方としては、乾燥を予防する目的や、または軽い炎症が起こっている部分などに塗布するというケースが多いかと思います。
オロナインが膝の黒ずみにとって効果的とは言われるものの、どういった作用があるのか具体的な部分について触れてみましょう。
【膝の黒ずみができるワケ】
膝の黒ずみは汚れているだけ、と思っていませんか?
実はそうではないのです。
そもそも膝の黒ずみは何なのか、というところから説明します。膝の黒ずみは、顔にできるシミやそばかす、ニキビ跡などと同じ「色素沈着」している状態です。
シミやそばかすが紫外線によって出来ることはご存知かと思います。膝の黒ずみもそれらと同じ色素沈着ですので、紫外線も原因のひとつです。しかし、膝に色素沈着が出来やすい一番大きな原因は「摩擦」です。摩擦というと掻いたり擦ったりというイメージがあるかと思いますが、たとえば床に膝をついたり、スキニージーンズなどのタイトなボトムスを履くだけで摩擦は生じます。
また、膝は皮脂の分泌が少ない部分です。皮脂は外部からの刺激から肌を守るバリアの役目を果たしていると共に、肌表面から蒸発していく水分を留める役割を持っています。その皮脂の分泌の少ない膝は乾燥しやすい部位であると言い換えることができます。乾燥していると摩擦が生じやすくなるので、膝の色素沈着のできやすさに更に拍車をかけることになるのです。
【オロナインの間接的な効果】
では本題になりますが、結論から言えばオロナインの効果として直接的に膝の黒ずみを取り除く効果はありません。
しかし先でも述べたように膝は皮脂の分泌が少ないことで刺激を受けやすく、そしてこれは色素沈着が起こりやすいということを表しています。オロナインは軟膏タイプのケア用品ですので、膝に塗布することによって皮脂を補い乾燥を防ぐことができ、黒ずみを予防する他にも肌の正常な状態を保つ効果が見込めます。
肌が正常な状態となればターンオーバーも正常化し、老廃物を排出する効果を高めることに繋がってきます。
ですので、全く黒ずみに対して効果がないとは言い切れず、間接的な効果は見込むことができるとは言えるでしょう。