しつこい黒ずみは皮膚科へ!

日本人は膝が黒ずみやすい。でも諦めず、皮膚科へ行こう!

欧米人など白色人種と比べると、黄色人種である日本人は身体の色素が濃くなっています。そのために身体の特定の部位においてはやや黒ずんで見えることもあったり、またなんらかの状況において集中的に色素が沈着したりしてしまいます。

例えば膝においては、いわゆる黒ずみと呼ばれる状態について頭を悩ませているという方も多いのではないでしょうか。肘や膝といった部分は色素が特に沈着しやすい部位です。皮脂の分泌が少ないことで乾燥しやすく、摩擦が生じやすいことが原因です。またそれだけでなく、関節部分の皮膚は身体全体の皮膚と比較すると伸縮するということから、縮んだ折に黒く見えてしまいがちなのです。

薄着になる季節、メイクやヘアスタイルをばっちり決めても膝が黒ずんでいては台無しです。ミニスカや短パンからのびるのはすらりと美しい脚でなければ格好がつきません。膝は自分からは見えづらい部分ですが、他人からはバッチリみえてしまいます。

膝の黒ずみを気にしてタイツやストッキングで覆い隠す方も多いのですが、やはり素足でしか楽しめないオシャレもあります。膝の黒ずみのためにオシャレを諦めるのはあまりにももったいないことですよね。

【お手軽なケア用品はあまり効果的ではない】

一度できてしまった膝の黒ずみは自然に解消されることはほとんどありません。ですので、黒ずみを改善するには適切なケアを行う必要があります。膝の黒ずみをケアする方法はいくつかありますが、どれも一度でスッキリ改善することはなく、地道に続けていかねばなりません。また、これ以上黒ずみをつくらないように予防していくことも大切です。

膝の黒ずみケアには大きくわけると「市販製品によるケア」「皮膚科での治療」の2つがあります。

「市販製品によるケア」は、手軽さが魅力的です。市販製品を使ってケアをする場合は、美白化粧品や角質ケア商品を使用します。膝の黒ずみはシミやそばかすと同じくメラニン色素が沈着してしまった状態ですので、肌のターンオーバーを促しメラニン色素の排出を促す効果のある商品が効果的なのです。

しかし、市販製品は安全性確保のため、有効成分の配合量が少なかったりそもそも配合できなかったりする場合があります。できるだけ早く効果を実感したいと考えるならば、「皮膚科での治療」も考えてみましょう。

皮膚科と言えば様々な皮膚の疾患に対する治療を行ってくれる医療機関であることを皆さんご存知かと思いますが、最近では美容に関心の高い方も多く、疾患以外にも審美的な部分に対処してくれるようです。膝の黒ずみにおいてもまた例外ではないのですが、では皮膚科のような医療機関ではどういった対処を行ってくれるのかが気になるところだと思います。

【皮膚科に相談してみよう】

黒ずみを皮膚科にて対処する場合、多くのケースでは薬剤を処方してもらえることが多いようです。
それはどういった薬剤であるのかと言うと、皆さんもひょっとしたら一度は耳にしたことがあるかと思いますが、ハイドロキノンと呼ばれる成分を含有した薬剤が処方されます。

このハイドロキノンとは現在では美白化粧品にもよく利用されている成分の一つで、強い漂白効果があることから皮膚科でも用いられています。皮膚科で処方されるハイドロキノンは美白化粧品よりも濃度が高いことから、より膝の黒ずみに対しても効果的となっていますので、膝の黒ずみにお悩みの方は一度皮膚科に相談してみることをおすすめします。